文字にすることと言葉に出すこととは、自分の中への入り方が全然違う

心屋仁之助さんという
過去に「ほんまでっかTV」に出演されていた心理カウンセラーで、
「言ってみる」というカウンセリングスタイルをとられている方がおられるのですが、

「ほんまでっかTV」に、
芸能人の悩んでいることに対して、
心屋さんがカウンセリングするというコーナーがありました。

そのコーナーでの話なのですが、

自分の子ども(中学生ぐらいだったかな?)が言うことをきかなくて悩んでいる芸能人Aさんに対して、
心屋さんが「私の後について、同じ言葉を言ってください」と伝え、
「子どもがぐれてもいい」
「子どもが悪いことをしてもいい」
などの言葉を言うように伝えたところ、
Aさんは、少し悩み、「言えません」とおっしゃっていたことがありました。

なぜ言えないのか、
Aさんは子どもに対してどういう気持ちでいるのかなど、
そこからさらに深い話をされていたのですが、

そのようなシーンを見て、
ただ言葉に出すだけなのに、なぜ言えないのか、
そのときは不思議に思ったし、
「やらせ」なのかと思っていました。

他にも、

夫婦問題で悩んでいる芸能人Bさんに対しては、
「どうせ私は愛される」
と言うように促し、
Bさんが実際にその言葉を口に出すと、
なぜか涙を流してしまうシーンもありました。

なぜ言葉に出すだけで泣いてしまうのか、
本当に意味がわかりませんでした。

でも、私自身が同じようなことを実際に体験する日がきたんです。

私の住んでいる市が、心屋さんの講演会を開催するという情報を得て、
テレビで見たことがある人だし、という軽い気持ちで行ってみたことがあります。

そのときにも、
心屋さんは、たくさんの「魔法の言葉」を、会場にいる人に言葉に出すように促したんです。

たくさんの言葉を自分の声として言葉に出すうちに、
涙を流す人が多数。

私自身も、ある言葉を、自分の口から言葉に出したときに涙があふれました。
ただ言葉に出しただけなのに。

そのときに、あのテレビでの芸能人Aさん、Bさんはやらせではなかったんだと実感しました。

文字を読むことと音で聞くこととでは感じ方は違うし、
文字に書くことと言葉に出すことも全く違うのだと思います。

詳しくはわからないですが、脳の中での処理が違うんでしょうね。

自分の出した声を自分で聞くということも、
大きく影響しているのかもしれません。

心屋式カウンセリングは、
脳と心は別物で、
「心が求めていること」「心が嫌がっていること」「自分らしさ」を見つけていこう、
それを「言葉にする」ということで行おうというカウンセリング方法だということなのですが、

これはアウトプットでも活かせると思いました。

アウトプットを文字として書くこと(タイピングすること)は脳内の処理、
それを言葉にすることで、自分の心で感じることができるのかもしれません。

脳で処理して心で感じる。
そうすることで、より自分の血肉となっていく。

インプットしたことを誰かに話すことでアウトプットするというのもアウトプットの1つの方法だし、
その誰かがいなければ、1人でつぶやくだけでも、言葉に出してみるというのも1つではないかと思います。

他にもアウトプットのやり方はいくつもありますが、
いろいろと試してみて、
そのときに応じて、内容に応じて、
1番よいアウトプット方法でアウトプットする、
文字にしたあとに、誰かに話すなど、いくつかの方法でアウトプットする、
ということもやっていき、
インプットしたことを少しでも多く自分の血肉にしていきたいと思います。